アジングで3gのジグヘッドって使うことあるの?
まあ、売ってるからあるんだろうけど、どんなときに使うのか知りたいな〜。
誰か教えて!
↑のような疑問にお答えします。
アジングで3gのジグヘッドが必要になる4つのシチュエーションをまとめてみました。
おすすめの3gジグヘッド、少し軽くても同じような使用感を得られるタングステン製ジグヘッドも紹介しています。
ヘビージグ単を使ってみたい方はぜひお役立てください。
3gのジグヘッドでアジングは成立するのか?
てか、3gのジグヘッドでアジングは成立するの?重すぎやしないかい?
これは本記事を訪れた方の多くが感じている疑問だと思います。
まずはこの問いに対する私なりの答えからです。それがコチラ↓。
3gのジグヘッドでもアジングは成立する。
(でも使いどころは限りなく少ない!)
です…。
3gのジグヘッドでもアジが釣れないことはないですが、その重さを使うタイミングはかなり限定されます。
(筆者のように湾奥や普通の漁港でのアジングがメインの方は特に。)
ただ、3gのジグ単が必要になるシチュエーションも無くはないです。
アジングで3gのジグヘッドを使うシチュエーション
そんなわけなので、アジングで3gのジグヘッドを使うシチュエーションはどんな時か?を考えてみましょう。
その代表例が↓です。
- 超ディープを攻めたいとき
- 流れがめちゃ速いとき
- 沖を攻めたいとき
- 爆風なとき
それぞれのシチュエーションについて、ちょいと解説していきます。
アジング×3gジグヘッドを使う状況①超ディープを攻めたい
まずは超ディープ。バカみたいに深いポイントを攻める時です。
1g前後のジグヘッドでボトムをとろうとすれば、60カウント以上かかってしまう…みたいなポイントってたまにありますよね?
そんなポイントのボトム付近にしかアジがいない状況で軽いジグヘッドを使っていると、手返しが悪すぎます。
表層や中層ぐらいでアタリがある場合は軽めのジグヘッドでいいですが、底付近にしかアジがいない場合はそうもいきません。
3gクラスの重たいジグヘッドを使って素早くボトム付近までリグを送り込んだ方が、釣果アップを見込めます。
アジング×3gジグヘッドを使う状況②流れ速すぎ
続いてのシチュエーションは流れが速すぎるときです。
ポイントによっては1〜2gクラスのジグヘッドでも永遠に流されて、釣りたいレンジにリグが入らない…ってこともあります。
具体的には海峡付近の激流ポイントですね。
こういった状況では、軽いジグヘッドだとどこまでも流されていき、釣りになりません。
流れに負けず、それでいて適度に流れになじむ重さのジグ単やスプリットショットリグで攻めるのがおすすめです。
3gのジグヘッドはこういった激流ポイントでも使えます。
アジング×3gジグヘッドを使う状況③沖を攻めたい
軽いジグヘッドでは届かない場所まで捜索範囲を広げたいときにも、3gジグヘッドが登場します。
3gの重さがあれば、キャスト飛距離はかなり稼げるので、広く探ることが可能です。
ただ、沈下速度もめちゃ速いので、沖の表層を攻めるのは苦手とします。
ちなみに、沖の表層や中層をじっくり探りたいなら、「シャローフリークプチ」がおすすめです。
ラインを切らずに瞬時に簡易なフロートリグが完成します。
これはまじで便利です。
アジング×3gジグヘッドを使う状況④割とガチな爆風
軽量ジグ単が基本となるアジングでは、5mも風が吹けばやっかいですし、7m以上になるとかなり釣りがしづらくなっちゃうんです。
そんな強風時に役立つのが3gクラスのヘビージグ単。
ラインが風に煽られるのを防ぎ、強風時でもリグの操作感を担保してくれます。
釣り場についてみると予想以上の爆風だった…。
なんてときには、3gクラスのヘビージグ単に救われますよ。
アジングにおすすめの”3g”ジグヘッド
意外と役に立つ3gクラスのヘビージグ単。
役には立つんですが、登場するシーンはかなり少なめなので、製品はあまり充実していません。
なので、3gの重量がラインナップされているおすすめジグヘッドをいくつかまとめておきますね。
34「ダイヤモンドヘッド 3g」
34の定番ジグヘッド。
「ストリームヘッド」が登場するまでは多くの方がスタメンに据えていたであろう往年の名作です。
2.5gと3gは太軸仕様となっており、尺アジ・ギガアジを掛けてもゴリ寄せできます。
シマノ「スフェーラヘッド 3g」
ショートシャンク×オープンゲイブ仕様のシマノの主軸ジグヘッド。
ラウンドヘッドが採用されており、汎用性が高いのも強みです。
クリアブルー「サイコロヘッド タフ 3g」
キューブ状のヘッドが特徴のクリアブルー製ジグヘッド。
“タフ”はデカアジ対応の太軸モデルです。
他のシリーズにはないヘビーな重量もラインナップされています。
3gよりも軽い高比重のタングステン製ジグヘッドもGood!
繊細なジグ単用ロッドで3gのリグを背負うとティップが負けちゃう…って方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、タングステン製のジグヘッドを使うのもおすすめです。
一般的な鉛製ヘッドよりも比重が高く、風や流れにしっかり対抗できます。
2g前後の重量でも3gのジグヘッドと同じような感覚で使えますよ。
おすすめのジグヘッドをいくつか紹介しておきますね。
ダイワ「月下美人 アジングジグヘッドTG」
アジング専用フックが搭載された月下美人のタングステン製ジグヘッド。
圧倒的な飛距離とオープンゲイブならではの速掛けが魅力です。
シマノ「ソアレ TGファインヘッド」
シマノの”ソアレ”ブランドから発売されているタングステン製ジグヘッド。
キャスト時に風の抵抗を受けにくく、水を切るスリムなヘッド形状が採用されています。
縦に大きなリフト&フォールで広範囲を攻めたいときにおすすめです。
アジング攻略には時に3gのジグヘッドも必要!
てなわけで、アジングで3gのジグヘッドを使うシチュエーションの解説は以上です。
3gクラスのヘビージグ単の登場シーンはコチラ↓。
- 超ディープ
- 激流
- 沖攻め
- 爆風
こんな状況に直面するのは割と稀って方が多いと思いますが、遭遇がないとも言い切れません。
とりあえず、3gクラスの鉛製ヘッド、あるいは2gクラスのタングステン製ヘッドを持っておくと重宝します。
高い買い物ではありませんし、とりあえずバッグに放り込んでおいてはいかがでしょうか。