
アジングロッドって、ソリッドとチューブラーがあるけど、どっちがいいんだろ?ロッド選びの参考にしたいから、両方の特徴を教えてくれい!
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はい!お任せあれ♪
本記事では、アジングロッドのソリッドティップとチューブラーティップを徹底的に比較していきます。2種のティップの特性を理解して、使いこなせる内容に仕上げました。ぜひお役立てください。
アジングロッドのティップ(穂先)はソリッドorチューブラーの2種類

アジングロッドのティップは、主に↓の2種類に分かれます。
- ソリッドティップ
- チューブラーティップ
ソリッドティップは内部が詰まっていて細いのが特徴、チューブラーティップは内部が中空構造で太いのが特徴です。
ティップの材質については、「カーボン」と「チタン」の2種類があります。とはいえ、ほとんどのロッドがカーボン製です。この記事でも、ティップの材質は「カーボン」として話を進めていきます。
ソリッド / チューブラーで異なるのは「太さ」「硬さ」

ソリッドとチューブラーの両ティップで最も違うのは「太さ」です。具体的には↓。
- ソリッドティップ:先径0.7mm前後
- チューブラーティップ:先径1.1mm前後

いや、0コンマ数ミリ?そんなんで何か変わるん?
と思うかもしれませんが、これが意外と変わるんですよ。このわずかな「太さ」の差によって、ティップの「硬さ」に違いが出ます。
両者の「硬さ」はもちろん、
- ソリッドティップ:柔らかい
- チューブラーティップ:硬い
ってことになります。この「硬さ」の違いが性能にも差異を生み出すのです。
アジングロッドの性能は3種類に分かれる

アジングロッドの性能は↓の3種類に大別できます。
- 感度
- フッキング
- アクション
ここからは、ティップの「硬さ(柔らかさ)」がこれらの性能にどう影響するのか?を考えていきましょう。
アジングロッドの性能比較①感度

アジングロッドの「感度」は、主に2つに分かれます。それがコチラ↓。
- 荷重感度
- 反響感度
「荷重感度」はティップにかかる重さの変化を感じ取る能力で、「反響感度」はロッド内にコン!と響く振動の伝達感度のことです。
”荷重感度”に優れるソリッドティップ

細くて柔軟性が高いソリッドティップは、穂先にかかる重さの変化を察知しやすいです。
テンションの乗りと抜けがわかりやすく、
- 違和感系の小さなアタリ(抜けアタリ、モタレるアタリ)
- 見えない潮流の変化(流れのヨレ)
を捉えやすいのが強みとなっています。
”反響感度”に優れるチューブラーティップ

反響感度に優れるのは、中空構造で硬さがあるチューブラーティップ。ティップに伝わった振動がロッド全体によく響きます。
「コン!」とか「ツン!」、「ゴン!!」のようなアタリはめちゃめちゃ取りやすいです。
ソリッド / チューブラーの”感度”についてまとめると…?
アジングロッドの”感度”についてまとめると↓の図のとおり。

ティップの硬さと反響 / 荷重感度の関係は対局にあります。
- 柔らかいソリッドティップは荷重感度が高い一方で、反響感度が低い。
- 硬いチューブラーティップは反響感度が高い一方で、荷重感度が低い
ってことです。
アジングロッドの性能比較②フッキング

続いては「フッキング」についてです。性能は
- 乗せ性能
- 掛け性能
の2つに分かれます。
乗せ性能は、アジのバイトに追随してティップが曲がり、吸い込みを妨げない能力。掛け性能はアジの口の中にあるフックを素早く貫通させる能力のことを指します。
”乗せ性能”に優れるソリッドティップ

乗せ性能に優れるのは、柔軟性が高いソリッドティップです。軽い負荷に対してもティップが追随するので、アジのバイトを弾きづらくなります。
”掛け性能”に優れるチューブラーティップ

掛け性能に優れるのは、張りが強いチューブラーティップです。フッキング動作(アワセ)の力が素早くジグヘッドに伝わります。
ソリッド / チューブラーの”フッキング”についてまとめると…?
”フッキング”についてまとめると↓のとおり。

- 柔らかいソリッドティップは、乗せ性能は高いけど、掛け性能が低い。
- 硬いチューブラーティップは、掛け性能は高いけど、乗せ性能が低い。
ってことになります。
アジングロッドの性能比較③アクション

アジングにおけるアクションは
- スロー
- クイック
の2つにザックリ分類できます。
「スロー」はアミパターンの攻略に適した、水平気味に漂わせる感じの動き。「クイック」はベイトパターンの攻略に適した縦に大きなキビキビとした動きのことです。
”スロー”な誘いにはソリッドティップ

スローな誘いに適しているのは柔らかいソリッドティップです。
ティップの曲がりで負荷が逃げるので、リグが必要以上に動きません。じっくり、ゆっくり、アジを誘うことができます。
”クイック”な誘いにはチューブラーティップ

クイックな誘いに適しているのは硬いチューブラーティップです。
ティップに張りがあるので、手元のアクションがダイレクトに伝わります。キレがあり、縦に大きな動きでアジを誘惑することが可能です。
ソリッド / チューブラーの”アクション”についてまとめると…?
”アクション”についてまとめると↓のとおり。

- 柔らかいソリッドティップはリグをなるべく動かさないスローな誘いを得意とする一方で、キレキレのアクションを出すのは苦手
- 硬いチューブラーティップは機敏でクイックな攻めを得意とする一方で、リグを漂わせるようなスローな攻めは苦手
ってことになります。
アジングにはソリッドとチューブラーのどっちが適任??


性能の違いはわかったけど、結局ソリッドとチューブラーどっちがいいん?
と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。
どっちがいいか問題については人によって見解は異なりますが、個人的にはソリッドを推します。理由は単純に取れるアタリの数が多いからです。
ソリッドティップの方がアジングの釣果は伸びやすい!?
反響系のアタリは割と明確に出ることが多いので、チューブラーの方が取りやすいものの、ソリッドでも十分に取っていけます。
一方で荷重変化系のアタリは「ん…?」と感じる違和感程度であることがほとんど。ソリッドじゃないと感知できないことが多いんです。
また、プランクトンが溜まる”流れのヨレ”についても、荷重感度が高いソリッドティップじゃないと発見するのが難しくなります。アジングの釣果を伸ばしやすいのは、チューブラーよりもソリッドであると言ってほぼ間違いはありません。
アジングにおける”ソリッド”と”チューブラー”の使い分け

とはいえ、チューブラーティップがアジングに適さないってわけではありません。もちろん、チューブラーが活きるシチュエーションも存在します。
ちなみに、ここまでの内容を図にまとめると↓のとおり。

ここからはアジングにおける、ソリッドとチューブラーの使い分けについて考えていきます。
軽量ジグ単を使うならソリッドティップ
アジングで基本となる1g前後のジグ単を使ったスローな誘いには、ソリッドティップが最適。近年のアジングシーンで主流となっているアミパターンには欠かせない存在です。
違和感系のアタリを取りやすいので、結果的に多くのアジを獲ることにつながります。メインロッドには、ソリッドを選ぶと良いでしょう。
重ためジグ単や遠投リグを使うならチューブラー
ベイトを追い回すアジを仕留めるには、チューブラーティップが適任です。重ためのジグヘッドまたは、遠投リグを使った縦に大きな攻めも得意としますからね。
とはいえ、ベイトパターンは割と稀…。チューブラーは特殊な攻めを担うサブロッドとして運用するのがおすすめです。
ソリッド / チューブラーのおすすめアジングロッド6選

てことで、ここからはソリッドとチューブラーのおすすめロッドを少しばかりご紹介します。
- 5フィート台
- 6フィート台
- 7フィート台
のカテゴリに分けて、ソリッドとチューブラーのおすすめロッドを1本ずつピックアップしてみました。ちなみに、対象ロッドの価格帯は2~3万円台。性能と価格のバランスが良い中堅機クラスから選出しています。
5フィート台のおすすめアジングロッド
ソリッドティップ:天龍「ルナキア LK582」

荷重のON/OFFを察知しやすい柔軟なソリッドティップを搭載したショートロッド。繊細な接近戦を楽しめます。
チューブラーティップ:ヤマガブランクス「ブルーカレント53」
ジグ単に特化したショートレングスのチューブラーロッド。ティップには張りがありながら、魚を掛けたら曲がる仕様となっています。アジとのやりとりも楽しいロッドです。
6フィート台のおすすめアジングロッド
ソリッドティップ:オリムピック「18コルト 642L-HS」
やや張りがある鋭敏なソリッドティップを搭載したミドルレングスロッド。ジグ単の繊細な操作に加え、中量級のリグにも対応し、汎用性の高さも十分です。
チューブラーティップ:ティクト「スラム EXR 66T-sis」

ちょい重ジグ単をキビキビ動かせる6.6ftのチューブラーロッド。ディープも急流ポイントも攻めやすいです。
7フィート台のおすすめアジングロッド
ソリッドティップ:がまかつ「ラグゼ 宵姫 華 S77M-solid」
流れを感じながら遠投リグを操れるソリッド仕様のロングロッド。ジグ単の操作も想定されているので、フィネスな攻めにもそれなりに対応できます。
チューブラーティップ:アピア「グランデージライト 76」
軽くて高感度なチューブラーのロングロッド。モノトーン調のシックなデザインも好評を博しています。
ソリッドとチューブラーを使い分けてアジングの釣果アップを目指そう!

というわけで、ソリッドとチューブラーの比較は以上です。最後にギュッと要点をまとめておきます。
ソリッドとチューブラーの特性をまとめると↓のとおり。

それぞれの用途は
- アミパターンを想定した軽量ジグ単⇒ソリッドティップ
- ベイトパターンを想定した重ためジグ単or遠投リグ⇒チューブラーティップ
ご自身のやりたい攻めに合ったドンピシャなロッドを入手して、アジングの深みに迫ってみて下さい。
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