アジングワームの色は”濃淡”と”強弱”を意識!爆釣につながる使い分けを解説。

アジングではワームの色選びが重要です!

なんて言われるけど、実際どう選んだらいいの?適当に使い分けてはいるけど、絶対に間違ってそうなんだよね~…。

↑のような疑問にお答えします。

アジングワームの色選びは釣果を左右する超重要ポイント。本記事では、”濃淡”と”強弱”を意識したワームカラーの使い分けについてガッツリ解説していきます。

ワームの色選びにお悩みの方は、ぜひお役立てください。

 

目次

アジが見ているのはワームの”濃淡”!?

一説によるとアジには色覚が無く、色の判別はできないと言われています。つまり、アジが見ている世界はモノクロで、明暗や濃淡はあっても、明確な「色」という概念はないってことです。

私も長年アジングをやってきて、この説には納得しています。ぶっちゃけ、ワームの”色”は関係なくて、色と光り方によって変わる”濃淡”こそが重要なんです。

 

アジに見えている”色”とは…?

例えば、↓の画像をご覧ください。

私がいつも使っているワームの写真をモノクロにしてみました。これじゃあ、どれが何色なのかわかりませんよね?

アジに見えているのは恐らくこういったモノクロの世界だと思われます。この視点でワームを選んでいく必要があるってわけです。

 

人間に見える”色”はこんな感じ。

ちなみに、さきほどのモノクロ写真をカラーに戻すと↓のようになります。

イメージしていた色とのギャップはありましたか?

何はともあれ、アジが見えている世界がモノクロだとしたら、我々人間側では「カラー⇒モノクロ」という変換をしながら、ワームの色を選んでいく必要があるってことです。

 

では、アジングワームの”濃淡”は何を基準に判断するの?

じゃあ、その肝心な”濃淡”は何を基準に判断するの?って話です。その指標となるのが↓の3つです。

  • 透け具合
  • 光り方
  • ラメの量

これらを基準にワームの色を選定すれば、ローテがより効率的になります。その日の当たりカラーにできるだけ早くたどり着けるってわけです。

 

アジングワームの色選び①透け具合

というわけで、ここからはワームの色の選定ポイントを見ていきましょう。まずはワームの”透け具合”からです。

透け具合によってワームの色をカテゴライズすると↓のとおり。

  • クリア系
  • ソリッド系
  • ハーフソリッド系

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

クリア系

出典:DUO

1つ目はクリア系です。ワームが透き通ってますぜってこと。まあ、そのまんまですわw。

シルエットが見えにくいので、水中に投げ込んでしまえばそれほど目立ちません。アジから見切られにくいので、

  • 水色が澄んでいるとき
  • 活性が低いとき

に有効です。

 

ソリッド系

出典:DUO

続いてはソリッド系です。クリア系の逆で、ワームが透けていません。

シルエットがくっきり見えるので、水中でよく目立ちます。アピール力が高く、

  • 水色が濁っているとき
  • 活性が高いとき

に有効です。

 

ハーフソリッド系

出典:DUO

クリア系とソリッド系の間をとるのが、ハーフソリッド系。やや透けぐらいの透け感が特徴です。

  • 軽く濁っている
  • コアだけ濁っている
  • 透けているけど色がついている

といったカラーがハーフソリッド系に該当します。

クリア系とソリッド系の特性を中和するので、汎用性は高いです。どんなシチュエーションでも機能しやすく、万能に使えます。

 

アジングワームの色選び②光り方

ワームの色の濃淡を決めるポイント2つ目は”光り方”です。”光り方”は大きく分けて↓の4つに分類できます。

  • グロー
  • ケイムラ
  • スポットグロー(点発光)
  • 無発光

 

グロー

グロー材が入ったワームは光を蓄積して発光します。また、一度蓄光させてしまえば、光量がない場所でも一定時間光り続けます。

暗いところでよく目立つので、ナイトゲームの定番カラーとして人気です。もちろん、マズメどきやデイゲームでも有効なので、汎用性も申し分ありません。

 

ケイムラ

ケイムラとは、紫外線(UV)発光のこと。紫外線が当たると青紫に光ります。

ただ、グロー(蓄光)と違って、光をため込むことはできません。紫外線が当たっているときしか光らないので、ちょっとでも太陽が出ていることが発光の条件となります。

ナイトゲームでのアピール力は期待できませんが、太陽が出ているデイゲームやマズメ時の必殺カラーとして有効です。

 

スポットグロー(点発光)

スポットグロー(点発光)ワームには、蓄光ラメが混ぜ込まれています。ワーム全体が光るのではなく、ワーム内のグロー材の粒が光る形です。

ボディーのシルエットはぼかしながら点で光るので、低活性のアジやアミ(プランクトン)を捕食しているアジによく効きます。

アミパターンが主流となっている近年のアジングシーンでは外せないカラーです。

 

無発光

最後は”無発光”タイプ。蓄光も紫外線発光もしないやつです。

察しはつくと思いますが、アピール力はかなり低め。それは一見デメリットに思えますが、アジに違和感を与えづらいという点は大きなメリットとなります。

アピール面での刺激が少ないので、活性の低いアジも釣りやすいです。見切られにくいので、比較的明るい表層付近を攻めるときにも有効です。

 

アジングワームの色選び③ラメの量

ワームの色の濃淡を決めるポイント3つ目は”ラメの量”です。この”ラメ”に関しては、光量によってアピール力が変わります。

光量が多い状況では、ラメが光を反射してギラッギラに光ります。デイやマズメでは高いアピール力を発揮するわけです。

逆に、光量が少ない状況では、ラメに光が当たりませんし、反射もしません。ラメは光を発しないただの異物となり、アピール力は鳴りを潜めます。

つまり、ワームの中に混ぜ込まれたラメについては

  • 光量(多) ⇒ アピール力(高)
  • 光量(少) ⇒ アピール力(低)

という図式が成り立ちます。

 

アジングワームの色は強・中・弱の3つに分けよう!

ワームカラーは”濃淡”による強さを意識すると、ローテがしやすくなります。ここまでの内容を踏まえて強弱を一覧にすると↓のとおり。

  • (弱)クリア ⇔ ハーフソリッド ⇔ ソリッド(強)
  • (弱)無発光 ⇔ 点発光 ⇔ グロー・ケイムラ(強)

※ラメは光量によって強弱が変わるので、ここでは一旦置いておきます。

デイとナイトではアピール力の基準(特にケイムラの扱い)が少し異なるので、もうちょい詳しく掘り下げると↓のとおり。

状況
ナイトゲームソリッド×グローハーフソリッド×グロークリア×無発光or点発光
デイゲームソリッド×グローorケイムラハーフソリッド×グローorケイムラクリア×無発光or点発光

上図のような強弱を意識してワームの色をローテしていけば、効率よくその日の当たりカラーを発見することができます。

 

ワームサイズによる強弱も要チェック!

アジングで使うワームは色に強弱があるように、サイズにも強弱があります。カラーローテと同時進行でサイズ(フォルム)もローテすると、釣果がアップする可能性大です。

ワームサイズの強弱とローテについては、別の記事で詳しく解説しています。それがコチラ↓です。よかったら、こちらも覗いてみてください。

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アジングのワームサイズの使い分けを解説!強弱に注目して釣果を伸ばそう! アジングにおけるワームサイズの使い分けをわかりやすく解説していきます。使い分けのキーワードは「強弱」!ここを押さえておくと、ワームチョイスがぐっと合理的になり、釣果もついてきますよ。

 

アジングワームの色の使い分け例&おすすめカラーをご紹介!

ここまで読み進めて頂いた方は、アジングワームの色選びについて、あらかた理解して頂けたと思います。

てことで、ここからはワームカラーの使い分け例とおすすめカラーを紹介していきます。ポイントは↓の4点です。

  • パイロットは「ハーフソリッド×グロー」カラー
  • 高活性や濁り潮には「ソリッド×グロー」カラー
  • 低活性や澄み潮には「点発光」or「無発光」
  • マズメやデイゲームには「ケイムラ」カラー

カラーに統一性があるテトラワークスのワームを例に、おすすめカラーもピックアップしてみました。

 

パイロットは「ハーフソリッド×グロー」カラー

まずはパイロットカラー。釣り場の状況がわからないときに投入する偵察部隊のことです。

汎用性の高さが求められるので、最も万能といえる「ハーフソリッド×グロー」カラーが適します。どんな状況でもある程度機能するので、アジが居るのか、居ないのかを探ることができます。

おすすめカラー:アミっこ(グリーングロー)

出典:DUO
テトラワークス バーニー S505 アミっこ DUO

薄いブラウンのクリアをベースに、グリーングロー、小粒のラメが入った鉄板のアミ系カラー。めちゃめちゃ万能です。

 

高活性や濁り潮には「ソリッド×グロー」カラー

アジからの反応が良い時や、濁りが強くてワームが目立ちそうにない時は、強くアピールできる「ソリッド×グロー」カラーの出番です。

とにかく目立つので、アジに見つけてもらいやすくなります。

  • エサらしきものを見つけさえすれば食ってくる高活性
  • ワームが極端に目立たない激濁り

ってときに有効です。

おすすめカラー:スノーゴールド(グリーングロー)

出典:DUO
DUO テトラワークス バーニー S501 スノーゴールド

パール系のソリッドホワイトにグリーングロー、金ラメが混ぜ込まれたカラー。どんな場所でも思い切り存在感を放ちます。

 

低活性や澄み潮には「点発光」or「無発光」

逆に、アジの活性が低いときや、水が澄んでいるときには、ワームの存在感を薄くするのがセオリーです。

ワームのシルエットをぼかしつつ、ナチュラルに誘える「点発光」または「無発光」のワームを投入してみましょう。ワームを見切られにくいので、渋い状況でもバイトを引っ張り出せます。

おすすめカラー:シルバースターダスト(ブルーグロー点発光)

出典:DUO

クリアボディーにブルーのグローフレークを混ぜ込んだ点発光カラー。渋めのナイトゲームでめちゃめちゃ効きます。

おすすめカラー:しらすっこ(無発光)

出典:DUO
デュオ(DUO) テトラワークス バーニー 42mm S503 しらすっこ

いよいよ渋すぎるぞ…ってときに有効なクリア無発光。目立ちはしませんが、極限までナチュラルにアジを誘ってくれます。

 

マズメやデイゲームには「ケイムラ」カラー

マズメやデイゲームなど、太陽が出ている時間帯には、ケイムラ(紫外線発光)ワームも有効です。グローとは発光の質が違うので、ローテに厚みが出ます。

おすすめカラー:レモンサイダー(ケイムラ)

出典:DUO
DUO テトラワークス バーニー S508 レモンサイダー

チャート系のクリアをベースに、ラメと紫外線発光のアピールを追加したカラーです。とにかくよく釣れるド定番となっています。

 

ワームの色を使い分けてアジングの釣果アップを目指そう!

というわけで、ワームカラーの使い分けについての解説は以上です。最後にこの記事の要点をギュッとまとめておきます。

アジングのワームカラーは、”濃淡”による強弱を意識して使い分けるのがおすすめです。強弱の判断基準は↓のとおり。

基準弱⇒⇒⇒強
透け具合クリア⇒ハーフソリッド⇒ソリッド
光り方無発光⇒点発光⇒グロー・ケイムラ
ラメの量(周囲の光量多)少ない⇒多い
ラメの量(周囲の光量少)多い⇒少ない

ワームカラーを上手くローテして、アジをばりばり釣っちゃってください♪

 

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