
『この世界の片隅に』って無料で見れるの?
こんな疑問にお答えしていきます。

本作は兵士ではなく庶民生活にスポットを当てた戦争映画。他の作品では感じられない生々しいリアルが描かれた作品となっており、現代の豊かさを再認識させられます。
↓本記事の内容↓
- 『 この世界の片隅に 』のフル動画を無料で見る方法
- 『 この世界の片隅に 』のあらすじ・見どころ・評判
- 『 この世界の片隅に 』の感想&レビュー
※本記事の情報は2020年1月時点のものとなっています。
『 この世界の片隅に 』のフル動画を無料で見る方法

2020年1月現在、『 この世界の片隅に 』のVODサービスでの配信状況は↓
動画配信サービス | 無料で見られる? |
U-NEXT | ○(無料視聴可) |
Hulu | ×(視聴不可) |
TSUTAYA DISCAS/TV | 〇(無料視聴可) |
FODプレミアム | △(有料視聴のみ) |
Amazonプライムビデオ | 〇(無料視聴可) |
dTV | △(有料視聴のみ) |
動画配信サービスの中でも特におすすめなのは、「 U-NEXT 」と「 TSUTAYA DISCAS/TV 」です。
「U-NEXT」→雑誌・コミックも楽しめる

↓U-NEXTのよかとこ↓
※無料体験期間に解約すれば、一切料金は発生しません。
「TSUTAYA TV」→1000円相当のレンタルポイント付き!

↓TSUTAYA TV/DISCASのよかとこ↓
※無料体験期間に解約すれば、一切料金は発生しません。
『この世界の片隅に』のあらすじ・キャスト/スタッフ
『この世界の片隅に』は2016年に公開された戦争映画で、終戦間近~終戦後の庶民生活が描かれています。公開当初は全国で63の映画館でしか上映されていなかったものの会心の大ヒットを続け、最終的には484館で上映されました。
また、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞など、数々の映画賞を受賞した作品としても知られています。
あらすじ:嫁ぎ先の呉市で戦争が溶け込む日常を過ごす北條すず
『この世界の片隅に』の舞台となるのは広島県。主人公である「すず」は突然の縁談によって、広島市から呉市の北條家へ嫁ぐことになります。
海軍基地として知られる呉市はたびたび戦火にさらされ、すずたちの生活も苦しくなるばかり。娯楽なんてものはなく、食事もどんどん質素になっていくなかでも、少しでも豊かに生きようと工夫する気丈なすずの日常が描かれています。
キャスト・撮影スタッフ
- 北條すず 役: のん
- 北條周作 役:細谷佳正
- 黒村晴美 役:稲葉菜月
- 黒村径子 役:尾身美詞
- 水原哲 役:小野大輔
- 監督:片渕須直
- 原作:こうの史代
- アニメーション制作:MAPPA
- 音楽:コトリンゴ
- 脚本:片渕須直
『この世界の片隅に』の見どころ・評判(ネタバレなし)

続いては『この世界の片隅に』の見どころとネットでの評判をネタバレを避けてご紹介していきます。
見どころ:戦争に巻き込まれる庶民生活のリアル
多くの戦争モノは最前線で働く兵士や部隊を統括する指揮官にスポットが当てられています。一方で『この世界の片隅に』で描かれるのは、戦火にさらされながら懸命に生き抜く庶民です。
ぼくらの日常からほど遠い兵隊さんではなく、庶民であるすずの視点でストーリーが進行します。庶民の日常にスポットが当たっているからこそ、戦争の残酷さとリアリティが際立つのです。戦争の犠牲になって闘っているのは兵隊だけでないということを痛感できます。
ネットでの感想・評判

悲しくてやりきれない。
出典:フィルマークス
その歌の歌詞に結びつくような構成だった。
何が幸せなのか。今の自分がいる意味をも考えさせられる。
見終わったあとの余韻はなかなか言い表せない。

戦争がある日常ってこんな感じだったんだ。って、戦争を経験したことないからこそ凄くリアルを感じた。
出典;フィルマークス
戦争映画は好きだけど、やっぱり遠くの世界の話で、どこかファンタジーで、現実味がなくて。だからこそ鑑賞出来るんだけど。
こわいね、戦争ってよくないね、平和が1番だねってペラペラな感想が出てこない素晴らしい作品。
『この世界の片隅に』の感想&レビュー(ネタバレあり)

ここからは『この世界の片隅に』の個人的な感想&レビューをまとめていきます。ネタバレを大いに含みますので、映画の内容や結末を知りたくない方はブラウザバックでお引き返しください。
いろんなものを「失う」のが当たり前の時代
本作のキーワードのひとつは「失う」ということ。主人公のすずはストーリーのなかで多くのものを失います。
- いきなりの縁談でこれまでの故郷での生活を失う
- 実の父や兄の戦死
- 小さな姪っ子の突然の死
そして極め付けには、自分の右手まで失ってしまうのです。絵を描くのが大好きだったすずにとって、それがどんなに辛いことかは想像に難くありません。
仮に現代なら右手を失ったショックで塞ぎ込んでしまうといった結果になるでしょう。しかし、戦時中は塞ぎ込むことさえも許されないのです。右手を失ったとしても水くみや炊事、洗濯などの日常から解放されることはなく、すぐにリアルを突きつけられてしまいます。
『この世界の片隅に』で描かれるのは、いろんな物を失うのがある意味当たり前の時代。今を生きるぼくたちからすると、想像を絶する世の中だったことは言うまでもありません。
ささやかで幸せな生活と激しい戦争
『この世界の片隅に』はトータル2時間強の長編アニメ映画なのですが、映画の前半にじっくりと描かれるのは戦争がひどくなる前の質素な生活。幸せな日常を細かい描写とともに丁寧に描くことで、後半で激化する戦争の残酷さが際立っている気がします。
戦争が莫大なお金と物資を食いつぶすので、庶民は好きなものをお腹いっぱい食べることはできませんし、鉛筆も満足に買えません。
そんななかでも、すずは
- 兄弟とともに家業を手伝いながら学校へ通う
- 家の手伝いの合間に海を見ながら大好きな絵を描く
といったささやかな日常を目一杯楽しんでいます。しかし、そんなささやかな日常も長くは続かず、映画の中盤からは徐々に戦争が激化していきます。
- 配給が減り、食卓はどんどん貧しくなる
- 毎日のように空襲警報が鳴り響いて防空壕に逃げ込む
- 戦火にさらされて家や家族を失う
後半になるにつれて厳しく残酷になる生活を見ていると、どんどん胸が締め付けられます。見ているぼくらでさえ胸が苦しいのですから、当事者たちのストレスは半端ではなかったことでしょう。
劇中でも普段はおっとりしている北條すずの感情が爆発する瞬間があります。それは日本の敗戦を宣言する玉音放送の直後です。
たくさんのものを失いながらも耐え抜いてきたのに、母国は敗戦。行き場のない憤りが、涙や叫び声となって暴れまわります。温厚な普段のすずが取り乱した様子は本作のなかでも最も重いシーンのひとつで、涙なしには見られませんでした。
自分たちの豊かさを再認識できる作品
『この世界の片隅に』をという作品からはは、自分たちがいかに豊かであるかを再認識させられます。ありきたりですが、本当にこの一言に尽きるのです。
- 食べ物・飲み物に困ることがない
- 日常で命の危険にさらされることがほぼない
- 好きな職に就くことができる
- 夏は涼しく、冬は暖かい部屋で過ごすことができる
- ぐっすりと眠ることができる
普段は当たり前と思ってしまいがちなことは、本当はとてもありがたいことなんだと認識しなければなりません。そして、「この世界の片隅」でつながっている歴史の中に多くの犠牲があってこそ、ぼくたちが生きていけることも知っておくべき。
勇敢な兵士ではなく庶民の日常を描いた戦争映画だからこそ、現代の普通の生活がいかにありがたいことか?に気づくことができるのです。
『この世界の片隅に』のフル動画を無料で楽しもう
「この世界の片隅に」はいくつかの動画配信サービスで無料視聴できますが、中でも特におすすめなのがU-NEXTです。

など魅力たっぷりです。

登録も解約もほんの数分で終わりますし、期間内での退会さえ忘れなければ一切お金はかかりません。
無料トライアルはいつ終わるかわかりませんので、早めにお試し下さいね♪
※無料体験期間に解約すれば、一切料金は発生しません。