アジングのパイロットワームとは?特徴と選び方、おすすめワームを解説

アジングのワームローテのなかでも特に重要な役割を担うパイロットワームについて、わかりやすく解説。

アジングワームの系統や、パイロットワームの長所・短所を解説し、実際に使ってみて好感触だった7つのおすすめワームを紹介します。

とにかく無難に釣れる。そんなアジングワームをお探しの方はチェックしていってください〜。

この記事を読んでわかること
  • パイロットワームとは何か
  • パイロットワームの選び方
  • パイロットワームの長所/短所
  • おすすめのパイロットワーム
目次

アジングにおけるワームの分類について

まずは筆者なりのアジングワームの分類について、簡単に紹介しておきます。

ローテをしやすくするためのアジングワームの分類は、以下の5系統です。

タイプ長さ太さ
パイロット系1.8インチ前後
ファット系1.5インチ前後
ナチュラル系1.8インチ前後
ロング系2.5インチ〜細〜太
ミニマム系1.2インチ前後細〜中

パイロットワームは5つのタイプのなかで、よく言えば最も万能、悪く言えば最も特徴がないワームです。

つまり、全タイプの平均をとったような感じのやつってことですね。

アジングのパイロットワームとは

パイロットワームとは、簡単に言うとゲームの最初に投入して状況を探るためのワームです。

求められる性能は汎用性。どんな状況でも(高活性でも、低活性でも、アジが何を食べていても)ある程度バイトを得られるような八方美人さが重要となります。

私が優秀だと思うパイロットワームの特徴はこんな感じ↓です。

  • 1.7〜2インチ
  • ストレート
  • ピンテール

長すぎず、短すぎず、太すぎず、細すぎず、妙な波動を出さない。って感じのワームが好ましいです。

パイロットワームの良いところ

パイロットワームの良いところは、言うまでもなく汎用性の高さ。

とにかく無難なフォルムになっているため、どんな状況でもアジに嫌われづらい(=バイトを得やすい)です。

だから状況がわからなくても投入できる。というか、状況がわからないからこそ投入したいワームともいえます。

 

いろいろとローテしていくなかでワームチョイスに迷ったときも、パイロットワームに立ち返ってもう一度状況把握から再スタートすることもできます。

パイロットワームは、アジングでゲームを組み立てるうえでの軸になるのです。

ハイシーズンなど比較的イージーなコンディションだと、パイロットワームだけで釣れ続けることもありますし。

とにもかくにも、信頼できるパイロットワームを早いとこ見つけておくと、アジングが捗ります。

パイロットワームのイマイチなところ

逆にパイロットワームのイマイチなところは、爆発力に欠ける点。あとは、ド低活性では苦戦する点でしょうか。

高活性なときはたいてい、パイロットワームよりも目立つファット系やロング系を投入するほうが釣果を伸ばしやすいです。

つまり、パイロットでは爆発力に欠けるっちゅうことです。

 

逆に低活性時は、いくら万能なパイロットでも思ったような反応が得られないってことも少なからずあります。

そんなときはボリュームが少ないナチュラル系のワームを入れるほうが、バイトを引き出しやすいです。

 

つまるところパイロットワームは、万能がゆえに特定の状況で圧倒的なアドバンテージを得られることがないってことですね。

「万能」という評価を得るアイテムは、いくつかの極端な要素のバランスをとったもの。

まあ、このデメリットは当然といえば当然ではあるんですけども。

アジングでおすすめのパイロットワーム7選

…とまあ、パイロットワームの特徴は上記のとおりです。

ここからはおすすめのパイロットワームを紹介していきます。

おすすめワームの一覧はコチラ↓です。

メーカー製品長さ
レインズアジアダー2インチ
34オクトパス1.8インチ
がまかつ宵姫 トレモロAJ 2インチ2インチ
マグバイトブーティーシェイク 2インチ2インチ
ティクトギョピン1.7インチ
テトラワークスピピン1.8インチ
ダイワ月下美人 アジングビーム2インチ

レインズ「アジアダー」|2インチ

「アジアダー」は、レインズの超ロングセラーワーム。

まだアジング人気がぜんぜん下火だった黎明期から支持されていて、現代のアジングシーンでも圧倒的な釣果を叩き出す化け物ワームです。

わたしもアジングを始めたばかりの頃から10年以上愛用しています。

数えてはいないですけど、「アジアダー」は累計で最も多くのアジを釣ったワームなんじゃないかと。

ド定番のパイロットワームが欲しいならこいつがおすすめです。

34「オクトパス」|1.8インチ

34「オクトパス」も、「アジアダー」に負けず劣らずのロングセラーワーム。

「アジアダー」と比べるとちょい短めの1.8インチ、かつリブも控えめになっています。

ややナチュラル系に近いパイロットワームといえるでしょうか。

もちろん釣果への信頼度も高いですし、安心して推せるワームであります。

がまかつ「宵姫 トレモロAJ 2インチ」|2インチ

がまかつ「宵姫 トレモロAJ 2インチ」は、宵姫シリーズの軸となるストレートワーム。

長さは2インチで、本記事で推奨するパイロットワームのなかでは長めな部類に入りますね。

しかしながら、他のワームよりもスリムであるため、小型のアジの口にもすっぽりと収まります。

詳しく解説しだすと長くなっちゃうんですけど、「QSS」という独自のセッティング方式を採用しているのもこのワームの特長。

少し慣れは必要ですが、慣れてしまえば短時間でまっすぐセットできて、ワームの頭もズレてこないということでメリット尽くしなんですよね〜。

そんなわけで、「宵姫 トレモロAJ 2インチ」は個人的にここ2年ぐらいでは一番気に入っているパイロットワームかもです。

マグバイト「ブーティーシェイク 2インチ」|2インチ

「ブーティーシェイク」は、マグバイトのなかで(たぶん)最も有名なワームです。

ほどよくボリュームのあるボディに、フラットテールとピンテールを合体したようが形状のテールが合わせてあります。

それに加えて、強烈な海老にんにくフレーバー。

無難なフォルムに強力なニオイが相まって、まあよく釣れるんですわこれが。

結構ガチでにんにくクサいのは玉にキズですけど、集魚効果も高いんで文句は言えませぬ。

ティクト「ギョピン」|1.7インチ

「ギョピン」は、ティクトが誇る個性派パイロットワームです。

こいつのチャームポイントは、ボディの中心あたりからテールにかけて尻上がりになっているところ。

アジがフックまですっぽりと吸い込みやすい設計になっているのです。

ただ、合わせるジグヘッドによってはゲイブ幅を過度に潰してしまう恐れがあります。

「ギョピン」を使うなら、この点には留意しておきたいところです。

テトラワークス「ピピン」|1.8インチ

「ピピン」は、テトラワークスの万能ストレートワーム。

テールの先端部分に太めのリブが入っており、リブの重みがテールとボディ全体を揺らすデザインになっています。

シェイクを入れるとワーム全体が大きく揺れるため、アピール力が優秀。

水中動画はコチラ↓。

じわっと漂わせるだけでなく、誘って食わせるアプローチとも相性が良きなのです。

サイズやフォルム以外の面でも万能さを持っているパイロットワームだといえるでしょう。

ダイワ「月下美人 アジングビーム」|2インチ

「月下美人 アジングビーム」は、ダイワの定番アジングワーム。

全長は2インチありますが、だいぶスリムなのでトータルのボリューム感はそこまでないです。(良い意味で)

このワームもテールに重さがあるタイプでして、ロッドアクションを使って揺らしてあげると優秀なアピール力を発揮ます。

ただ、エラストマーかつ超スリムボディだから、慣れていようがいまいが刺しづらい。これがなかなかのデメリットなんですよね〜。

釣果に関しては信頼できるんですけど、セットとかローテがおっくうになっちゃうという…。

一般的な塩ビワームと比べてかなり丈夫なんで、1本のワームでひたすら釣りたいときとか、歯がある魚がワームをカットしてきてうざいときなんかに使うのが良いかと思います。

まとめ

はい。というわけで、アジングのパイロットワームについての解説は以上となります。

パイロットというだけあって、とにかく無難で使いどころを選ばないってのがパイロットワームの良いところ。

いろいろと種類があるワームのなかでも、最優先で揃えたい系統だといえます。

本記事で紹介した7つのパイロットワームは、わたしが実釣のなかで使って釣果への貢献を確信しているものばかりです。

自身の好みに合いそうなものがあれば、ぜひゲットしてみてください。

この記事で紹介したおすすめパイロットワーム

メーカー製品長さ
レインズアジアダー2インチ
34オクトパス1.8インチ
がまかつ宵姫 トレモロAJ 2インチ2インチ
マグバイトブーティーシェイク 2インチ2インチ
ティクトギョピン1.7インチ
テトラワークスピピン1.8インチ
ダイワ月下美人 アジングビーム2インチ

レインズ「アジアダー」

34「オクトパス」

がまかつ「宵姫 トレモロAJ 2インチ」

マグバイト「ブーティーシェイク 2インチ」

ティクト「ギョピン」

テトラワークス「ピピン」

ダイワ「月下美人 アジングビーム 2インチ」

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