
アジングロッドって、基本ソリッドティップばっかだよね~。
やっぱりチューブラーって良くないの?どうなの?
↑のような疑問にお答えします。
アジングでは小数派のチューブラーが、なぜ少数派なのか?そして、使うとしたらどんなシチュエーションなのか?をまとめてみました。
ソリッドに利がある場面が多いとはいえ、チューブラーがハマる状況も存在します。
上手に使い分けて、もっとアジングを楽しみたい方は、本記事をお役立てください。
アジングロッドのティップは主に2種類(ソリッド / チューブラー)

アジングロッドのティップは、主に↓の2種類に分かれます。
- ソリッドティップ
- チューブラーティップ
ソリッドはティップ内部までカーボンが詰まっており、チューブラーはティップ内部が空洞になっているってのが構造上の特徴です。
「太さ」と「硬さ」的には、ソリッドは細くて柔らかい、チューブラーは太くて硬いってことになります。(※製品によって個体差はあります。)

筆者はアジングにはチューブラーではなくソリッド推奨派

ほう。
んで、アジングにはソリッドとチューブラーのどっちがいいんや?
と早く結論を知りたい方もいらっしゃるかと思いますので、先に言っておきます。
筆者は基本的に、ソリッド推奨派です。アジングにおいては、いろいろとメリットが多いですからね。

だからといって一概にチューブラーがダメ!ってわけでもありません。
ソリッドよりもチューブラーの方が機能するケースもあるんです。
そういうわけなので、ここからはチューブラーティップの特徴をもう少し具体的に見ていきましょう。
アジングでチューブラーティップを使うデメリット

まずは、チューブラーティップのデメリットからです。
言い換えれば、筆者がチューブラーではなくソリッドを推奨する理由ってことにもなります。
てなわけで、チューブラーのイマイチなところが↓の3つです。
- 荷重変化のアタリが取りにくい
- 潮のヨレがわかりにくい
- 張りがあるからスローな攻めを展開しにくい
順番に見ていきましょう。
チューブラーのデメリット①荷重変化のアタリが取りにくい
アジングでは手元で「コン!」と響く明確なアタリだけでなく、テンションが入る / 抜けるといった荷重変化系のアタリも多くなります。

- テンションが入る→モタレるアタリ
- テンションが抜ける→抜けアタリ
みたいな言い方をすることもありますね。
これを感知して掛けられるか?が釣果のもうひと伸びを左右する項目になるんです。
太くて硬いチューブラーティップはこの微妙なテンションの違いを察知することを苦手とします。

強いティップは、負荷がかかると踏ん張ってしまいますし、ティップが真っすぐな状態で負荷が抜けてもそれを手元で感知するのはかなりムズいです。
この荷重変化の察知を得意とするのがソリッドティップです。
ジグヘッドの重さが乗るだけで少しモタレる状態を作れるので、

- 負荷がかかる→ティップがさらに入る
- 負荷が抜ける→ティップが真っすぐに戻る
といった荷重変化系のアタリがわかりやすいです。

チューブラーのデメリット②潮のヨレがわかりにくい
荷重変化のわかりやすさは「潮のヨレ」を察知する能力にも大きく影響します。
アジがメインで捕食しているプランクトンが溜まっている可能性が高いのが、この「潮のヨレ」。
簡単に言えば、流れ同士がぶつかり、流されるだけ流されたプランクトンが大集合する場所ってことです。

アジングにおいて大チャンスとなる「潮のヨレ」に突入したときにも
- 負荷かがかかる
- 負荷が抜ける
という変化が現れます。
太くて硬いチューブラーティップでは、この荷重変化を感じづらいです。
荷重変化系のアタリと同じ理由で、「潮のヨレ」を感じる能力もソリッドティップに軍配が上がります。
チューブラーのデメリット③張りがあるからスローな攻めを展開しにくい
近年のアジングシーンで主流になっているアミ(プランクトン)パターンでは、リグを潮になじませながら、フワフワと漂わせるスローな攻めが有効です。
チューブラーはその”スローな攻め”を苦手とします。

ティップの力が強い(太くて硬い)チューブラーティップでは、ちょんちょんとトゥイッチを入れた時にリグが動きすぎてしまうんです。
(まあ、アングラー側の塩梅である程度は調整できるんですが)
なるべくリグの前進を抑えて、その場にとどめたいスローな攻略は、チューブラーよりもソリッドの方が得意とします。

アクションの力をティップのモタレが吸収するので、必要以上にリグが動きません。
リグが足元に寄る速度を抑えつつ、じ~っくりスローに攻めることができます。
チューブラーティップはこんなアジングシーンで有効!

さて、ここまでをお読みになって

いや、チューブラー無能すぎな。
こんなん使うかい!ソリッドで決まりやわ。
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そう決めつけるのはまだ早いです。
ソリッドよりもチューブラーの方が活きるシチュエーションもあります。その代表例が↓の3つです。
- 機敏で大きな動きが有効なマズメどき
- ダートで捕食スイッチを入れたいとき
- 重ためのリグを使うとき
チューブラーが効くケース①機敏で大きな動きが有効なマズメどき

前述のとおり、硬くて張りがあるチューブラーはスローな攻めを苦手とします。
一方で、リグをキビキビと大きく動かすのはめちゃめちゃ得意なんです。
リグを激しく動かして、ワームを目立たせたいマズメの釣りには持ってこい。
アジがワームを見つけさえすれば、少々遠くからでも追いかけてバイトしてくれる高活性時は、チューブラーの張りを活かしたアクションが大きな強みとなります。
チューブラーが効くケース②ダートでアジの捕食スイッチを入れたいとき
逆にゆっくりワームを通すだけでは食ってこない低活性アジに有効なダートアクションも、チューブラーティップの得意分野です。

ダート系のジグヘッドを合わせて、クイックなロッドアクションを加えると、キレッキレのダートを繰り出せます。
機敏なダートでアジの捕食スイッチを入れ、ビタっと止めて食わせる!
リアクションの釣りを展開したい状況では、ソリッドよりもチューブラーの方が釣果を伸ばしやすいでしょう。

チューブラーが効くケース③重ためのリグを使うとき
チューブラーティップは重ためのジグ単や遠投リグを使うときにも有効です。
柔らかいソリッドティップで重たいリグを使うと、ティップが負けすぎ(モタレすぎ)ることも多くなります。
操作感がボヤけて、満足にリグも動かせないって状況にもなりかねません。
- 重量のあるリグを使うとき
- 水圧が余計にかかるディープエリアを攻めるとき

チューブラーティップ仕様のおすすめアジングロッド

ここまで読み進めて頂いた方は、チューブラーの特性はバッチリだと思います。
てことで、チューブラーティップを搭載したおすすめロッドを紹介しておきますね。
価格帯・長さ別に計5本のモデルをピックアップしてみました。
アジングにおすすめのチューブラーロッド【ローエンド部門】
まずは2万円未満で入手できるコスパの良いローエンドのチューブラーロッドからです。
6ft台のおすすめチューブラーロッド:メジャークラフト「トリプルクロス T682AJI」
低価格帯ロッドのコスパに定評があるメジャークラフトのチューブラーロッド。
取り回しも良く、タメも効く6.8ftを採用しており、ジグ単からプラッキングまで幅広く対応します。
7ft台のおすすめチューブラーロッド:オリムピック「20コルトUX 742L-T」
※人気すぎて品切れ中
2020年に発売され、アジングロッド界に価格破壊を起こした「20コルトUX」のロングキャストモデル。
この価格でオールSICかつ、この軽さは完全に異常値です。
アジングにおすすめのチューブラーロッド【ミドル~ハイエンド部門】
続いては、ミドル~ハイエンドクラスの超本格派チューブラーロッドです。
5ft台、6ft台、7ft台の3本をピックアップしてみました。
5ft台のおすすめチューブラーロッド:ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ 510」
チューブラーといえばヤマガブランクス!大人気の「ブルーカレント」シリーズのショートロッドです。
小回りが利く5.10ftに設計されており、細かくて機敏なリグ操作でアジを誘うことができます。
6ft台のおすすめチューブラーロッド:ティクト「スラム EXR 66T」
熱狂的なファンも多いティクトの中堅機「スラム EXR」の数少ないチューブラーモデル。
重ためのジグ単やディープ攻略に適したパワーと感度を有する1本です。
7ft台のおすすめチューブラーロッド:ダイワ「月下美人 AIR AGS アジング 710L/M-T」
ダイワの最新鋭テクノロジーが存分に投入された、超軽量仕様の準ハイエンド機。
「710L/M-T」はキャロやメタルジグといった重量級リグにも対応するハイパワーモデルとなっています。
沖からデカアジを引っ張り出したい方におすすめです。

ソリッドとチューブラーを使い分けてアジングを楽しもう!

というわけで、チューブラーティップに関する解説は以上です。
ご存知のとおり、アジングロッドの主流はソリッドティップであり、チューブラーティップは少数派。
汎用性こそ高くないものの、爆発的に活きる場面があるのも事実です。
- 機敏な動きが求められるマズメどき
- ダートでリアクションバイトを狙いたいとき
- 重ためのリグを使うとき
など、チューブラーがハマる状況を見極めて、上手に活用してみて下さい。
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