
アジング入門用ロッドにダイワの「20月下美人アジング」を検討してるんだけど、性能はどうなんだろ?
メーカーサイトには良いことしか書いてないから、本当のところを知りたいんだが。
↑のような疑問にお答えします。
本記事には、私がアジング用に購入した「20月下美人アジング 510UL-S」のインプレを特大ボリュームでまとめてみました。
性能や使用感を詳しく知りたい方はお役立てくださいませ〜。

「20月下美人アジング」とは?

この記事でインプレしていく「20月下美人アジング」はダイワから発売されている入門用アジングロッドです。
月下美人ブランドの中では最も手頃なシリーズながらも、上級機顔負けの仕上がりだと話題になっています。
そんな「20月下美人アジング」の機種ラインナップがコチラ↓。

入門クラスのロッドでは珍しく、5ft台のショートロッドからラインナップされています。
技術仕様や注目機種については別記事にまとめていますので、気になる方は合わせてご覧ください。

「20月下美人アジング 510UL-S」を購入!

全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
1.78m | 57g | 0.3-5g | 2本 |
そんななか、私が購入したのは「20月下美人アジング 510UL-S」。2番めに短いモデルですね。
5.5ftクラスになると飛距離がガクッと落ちるイメージなので、510をチョイスしました。
「20月下美人アジング 510UL-S」のファーストインプレッション

てことで、ここからがインプレらしいインプレです。まずは第一印象からいきましょー!
ポイントは↓の3点です。
- 竿袋がついていない…
- グリップの赤は…
- 並継だからジョイント部が細くてキレイ
竿袋がついていない…
「20月下美人アジング」には竿袋が付属していません。
まあ、裸でロッドスタンドに立てて保管するので不要っちゃ不要なんですが、竿袋ぐらいはつけて欲しかったな〜…なんて。
結構しっかりしたプラスチックケースに入れるぐらいなら、他のメーカーのように竿袋に入れて出荷すればいいのにって思うんですけどね〜。
グリップの赤は…
んで、デザイン的なダメ出しなんですが、グリップが赤すぎ。個人的には黒をベースとしながら、差し色程度に赤が入るデザインの方が好きです。
とはいえ、「20月下美人アジング」をそのデザインにしちゃうと、いよいよ上位機と見分けがつかなくなっちゃいます。
そこを考慮しての赤多めデザインってのも理解はしておるわけです。(けど、もっと黒い方がカッチョイイ…。)
並継だからジョイント部が細くてキレイ

不満を垂れ流し気味でしたが、最後の1点は素敵ポイントです。
開封して継いでみるまで知らなかったんですが、「20月下美人アジング」って並継なんですね。
(※並継…バット側が”凹”になってる継ぎ方のこと。)
継ぎ目が太くならずに、シュッとしていて良き。
結構深く差し込めるので、すっぽ抜けそうな感じもないです。それに、竿全体の曲がりもキレイ!
ここはさすがダイワさん!ってとこでしょう。
「20月下美人アジング」を実釣インプレ

続いては実釣インプレです。
実際に「20月下美人アジング 510UL-S」で釣りをする中で感じたことをタラタラ書いていきます。
- リール装着時のバランス
- キャストフィール・飛距離
- 操作感
- アタリ感度
- フッキング
- ファイト
の6項目に分けて、使用感を詳しくまとめてみました。
インプレ①リール装着時のバランス
まずはリール装着時のバランスです。違和感系アタリを取るための重要項目ですね。
「20ルビアス FC LT 2000S(カタログ自重150g)」を合わせるとココ↓でバランスが取れます。

グリップ前方ですから、やや先重り気味ってとこでしょうか。
重ためのリール「20レブロス LT2000S(カタログ自重200g)」を合わせてみるとコチラ↓。

少し手元重心に近づきましたね。
タックルバランスとしては、180g〜200gのリールと相性が良さげ。
- 18レガリス LT2000S(カタログ自重190g)
- 20レブロス LT2000S(カタログ自重200g)
あたりを合わせると良いと思います。



軽いリールを合わせるなら、「宵姫 天」のインプレ記事でも紹介したセルフバランス調整をしてあげた方がいいですね。

人差し指でバット部を軽〜く持ち上げるだけです。

インプレ②キャストフィール・飛距離
続いてはキャスト関係です。
「20月下美人アジング 510UL-S」はティップとベリーがよくしなるので、軽い力でビュンと飛ばせます。
ベリーからのしなりを使ってコンパクトに振るのがおすすめ!個人的にはかなり好きなタイプのキャストフィールです。
そんで、5ft10inにしてはよく飛ぶと思います。飛距離に不満はありません。
インプレ③操作感
続きましてはリグの操作感。
先に結論を言います。快適なのは1〜2gぐらいのジグ単です。
1〜2gのジグヘッドならカーブフォール中に「重みが乗ってるな〜」と感じながら細かく操作できます。
アンダー1gの超軽量ジグヘッドの操作感度も優秀です。
1万円台のロッドなのに0.5g前後のジグヘッドの操作感がハッキリしているのには驚きました。
正直、軽いリグの操作感はシマノの2万円台ロッド「ソアレCI4+ S408UL-S」よりも圧倒的にハッキリと感じられます。
ただ、トゥイッチを入れた時の存在感は感じるものの、ジグヘッドを捕まえてる感はイマイチ。
カーブフォール中に重みが乗ってるな〜と感じられるのはやはり1g〜ですね。
ゆる〜い流れにアンダー1gクラスを乗せて、ヨレを探そう!みたいなアプローチを「20月下美人アジング」でやるのは私の腕じゃ厳しめ。
0.5gクラスのジグ単をじわ〜っと流すなら
- 宵姫 天S54FL-solid
- ヌーボコルトプロトタイプ 542UL-HS
- ルナキア 582S-LS
あたりを使った方が快適ですね。
インプレ④アタリ感度
お次はアタリ感度です。
まず言っておきますが、「20月下美人アジング」にはミドルエンド・ハイエンド機のようなクリアさはありません。
入門〜ステップアップ機特有のドゥルンとしたアタリの出方が多い印象です。
しかしながら、入門機の域は完全に超えており、
- モゾ系
- ヌル〜っと重みが乗る系
などの違和感アタリもちゃんと感じられます。
ロッドバランスも悪くないので、1g〜のジグ単なら抜けアタリも感知できますね。
(でも、アンダー1gクラスの抜けアタリを取るのは難易度高めです。)
とりま結論として、「20月下美人アジング 510UL-S」は1万円台のロッドとは思いないほど、アタリの守備範囲が広いです。
アタリ感度は入門用としてはもったいないほどに研ぎ澄まされています。

インプレ⑤フッキング
続いてはフッキングについて。
ティップが柔らかめなので、ベリーとティップの間あたりで掛けるイメージですね。
シビアな状況でのフッキングは微妙〜に遅れるかもしれませんが、ティップが柔らかいぶん乗せ性能に優れます。
ある程度は自動的にフッキングしてくれるので、なかなかイージーにアジングを楽しめますよ。
入門ロッドにふさわしい、アワセを易しくするチューニングです。

インプレ⑥ファイト
続いてはファイトについてです。
バットパワーは十分。ULクラスとはいえ、良型アジもスムーズに浮かせるだけの力が備わっています。
前述のとおりティップとベリーが柔らかいので、暴れられても竿が勝手にいなしてくれます。つまり、バレにくいってことです。
ただ、予想以上にバットパワーがあるので、豆アジシーズンには要注意。浮かせすぎての空中3回ひねり的なバラシパターンは多くなるかもです。
小さめのアジを釣る時は程よいラインテンションはキープしつつ、ゆっくりめに寄せ、アジを海から出さないように気をつけましょう。
「20月下美人アジング 510UL-S」のインプレをまとめると…?

熱が入ってちょいと長くなっちゃいましたが、「20月下美人アジング 510UL-S」のインプレはとりあえず以上です。
良いところ、イマイチなところをまとめときます。
↓良いところ↓
- 並継だからジョイントがキレイ
- 自重が軽いうえにバランスも良い
- キャストフィール&飛距離
- ジグ単の操作感(アンダー1g〜OK!)
- 取れるアタリの守備範囲
- 乗せ性能とバレにくさ
- 粘りのあるバットパワー
↓もうちょっと…↓
- アンダー1gジグ単の荷重変化察知能力
- コン系アタリのクリアな響き
- 即掛けの爽快感
- 竿袋がない!
- グリップデザインがややチープ
総評としては、かなり満足度は高めです。1万円台のロッドがここまで高性能とは、正直驚きました。
「もうちょっと…」なポイントを挙げはしたものの、ここが改善されちゃうと2万円台〜のロッドの存在意義がなくなりますからねw。
兎にも角にも、「20月下美人アジング」のコスパは期待の斜め上をいってます。
「20月下美人アジング 510UL-S」はこんな人におすすめ!
てことなので、「20月下美人アジング」はこれからアジングを始める入門者におすすめです。(まあ、月並みですがw)
他には
- 一昔前の1万円台〜2万円台ロッドを使っている方
- 1g〜2gのジグ単で広範囲を手返しよく探れるサブロットをお探しの中上級者
にもおすすめです。
最新の入門用アジングロッドはこんなに性能が良いのか!と腰を抜かしますよ。
買って後悔する確率は限りなく低いと思いますので、ゲッチュして試してみてはいかがでしょうか?

ライバル機「20コルトUX」とどっちが優秀なの?

実は私、「20月下美人アジング」のライバル機である「20コルトUX」も気になりすぎて買っちゃってます。
それも、比較してみたいという欲望に任せてスペックが似た
- 20月下美人アジング 510UL-S
- 20コルトUX 612L-HS
をゲット。完全にメーカーのカモですよ。
2本同時に釣り場に持ち込んで比較してみた感想を↓の記事にまとめていますので、気になる方はチラッと覗いてみてください。


「20月下美人アジング」のコスパは期待以上だった。

というわけで、「20月下美人アジング」のインプレは以上です。長文に最後までお付き合いいただきありがとうございます。
購入前は

期待が大きいだけに肩すかしを食らうとやだな〜…
という思いもありましたが、杞憂でした。
いくつか気になる点はあるものの、総合的には期待以上の仕上がり。1万円台にこの性能のロッドをぶっ込んで大丈夫なの?と心配なるほどですw。
コスパは評判通りのヤバさなので、迷っている方は安心して買っちゃってください。きっと良い買い物になりますよ〜♪

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