「20ヴァンフォード C2000S」をインプレ!中堅クラスのコスパ最強アジングリールか!?

アジング用に「20ヴァンフォード」が気になってんだけど、使ってる人どう?

ぶっちゃけ、買いなの?買いじゃないの?

↑のような疑問にお答えします。

買う予定はなかったのに、なんやかんやで購入して愛用している「20ヴァンフォード C2000S」のインプレをまとめてみました。

いくつか気になる点はありますが、現時点のアジング用リールとしてはコスパ最強クラスでしょう。

使用感をギュッとまとめてますので、よかったら参考になさってください。

目次

「20ヴァンフォード」のラインナップ

本記事でインプレしていく「20ヴァンフォード」は2020年にシマノから発売された新作リールです。

軽量フィネスのカテゴリを担う”MGLシリーズ”の一員となっています。

名前からわかるとおり、アジング界の超人気リール「ヴァンキッシュ」の弟分。

そして、見た目からわかるとおり、「16ストラディック CI4+」の後継機って感じですね。

そんな「20ヴァンフォード」の機種ラインナップは以下のとおり。(※全部乗せるとデカすぎなのでC3000クラスまでです。)

出典:シマノ

まあ、だいたい予想はつくと思いますが、アジング勢なら

  • C2000S
  • C2000SHG

の2択になってくるでしょう。

アジング用に「C2000S」を購入!

個人的には、アジングにハイギアは要らん!と思っていますので、「C2000S」を購入しました。

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とりあえず、軽めのジグ単用としては

  • 20ルビアス FC LT2000S+エステル0.25号
  • 17ソアレCI4+ 500S+エステル0.25号

があるので、「20ヴァンフォード」にはエステル0.35号を巻いています。

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サンライン(SUNLINE) 鯵の糸エステル ナイトブルー 240m 0.35号
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イメージとしては、ジグ単全般とスプリット、シャローフリークプチあたりまでなんでもやっちゃうタックル用!みたいな感じ。

なので、ロッドは「宵姫 華 S63UL-solid」と合わせて使うことが多いですね。

「華63」は全体がパリッとしているので、ちょい重ための仕掛けも扱いやすいんですよ。

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「20ヴァンフォード C2000S」のスペック

さて、ゲットした「20ヴァンフォード C2000S」ですが、スペックは↓のとおり。

私はリールの細部にはこだわりがないズボラアジンガーですから、もちろん注目しているのは”自重”ですよ。

アジング用リールは基本的に自重が軽けりゃなんでもいいです。(←ガチ勢からしばかれそうですがw)

ていうか、ある程度軽いリールを選ぶとなれば、中堅機以上になりますよね?

そしたら他の性能は自然とついてくるんですよ。

まあ、そんなことはどうでもいいとして!

23,000円ぐらいで、ハイエンドに引けを取らない150gはかなりコスパが良いと思います。

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競合リールと比較してみる

てことで、他のライバルリールたちと自重を比較してみましょうか。

一覧が↓です。

リール自重実売価格
17ソアレCI4+ 500S140g2.6万円前後
19ヴァンキッシュ C2000S145g4.5万円前後
18イグジスト FC LT1000S-P150g6.8万円前後
20ルビアス FC LT 2000S150g2.6万円前後
20ヴァンフォード C2000S150g2.3万円前後
19バリスティック LT 2000SS-P160g2.8万円前後
17ソアレCI4+ C2000SSSPG160g2.6万円前後

最軽量の「ソアレ500」は番手が全然違うので置いといて、兄貴分の「19ヴァンキッシュ」からはわずか5gしか離されていません。

そんで、1番のライバルとなる「20ルビアス」とは自重が同水準で、値段は3000円ぐらい安いです。

お値段と軽さを単純に比較するなら、「20ヴァンフォード」は現時点でのコスパ最強リールといえるんじゃないかと思います。

【インプレ】「20ヴァンフォード」の長所

てなわけで、ここからはアジングで「20ヴァンフォード」で実際に使ってみて感じたことをまとめていきます。

まずは、良いトコロからいきましょう。それが↓です。

  • 軽い
  • よく飛ぶ(気がする)
  • 巻きは十分滑らかで軽い
  • ローターをはじめとした豪華な技術仕様

「20ヴァンフォード」の長所①軽い

1つ目の長所は「軽い」です!

もう散々言いましたが、アジングリールは基本的に軽さが命。

軽かったら、リグにかかる重さの変化を感じやすいですし、反響系アタリの響きも良くなります。

「20ヴァンフォード」の自重150gはバッチリの合格点です。

「20ヴァンフォード」の長所②よく飛ぶ(気がする)

出典:シマノ

2つ目の長所は「よく飛ぶ(気がする)」です。

ステラやヴァンキッシュで好評な「ロングストロークスプール」が搭載され、飛距離性能が高まったと言われています。

そう言われると、確かにそんな気がします。(洗脳されてるw)

まあ、シマノさんが飛ぶと言ってるんだから飛ぶんでしょう。

実際、釣りをしながら「飛距離が足りんな〜」と思うことはありません。

これが答えなのかもですね。

「20ヴァンフォード」の長所③巻きは十分に滑らかで軽い

出典:シマノ

さて、続いては”巻き”について。

まあ、ここはあんまり求めている性能じゃないんですが、”巻き”性能も上々だと思います。

ちゃんと滑らかで巻き心地もいいですし、ノーマルギアの「C2000S」を選んでいるので回転も軽いです。

とはいえ、私がリーリングをするのは

  • 糸フケを回収する時
  • 風がやばくて巻き主体で攻めたいとき

ぐらいのもの。(しかも、後者のような時には基本釣りい行かずに引きこもりますw。)

なので、巻きについてはガタつかなくて、ある程度軽ければOKなんです。

滑らかさとか、巻き心地にシビアな方にとっては、私の意見は参考にならないかもしれません。

「20ヴァンフォード」の長所④ローターを中心とした豪華なテクノロジー

出典:シマノ

あとは、情報解禁時に話題になった技術仕様でしょう。

1番の目玉と言われているのが、「19ヴァンキッシュ」と同一ローターってことです。

他のリールと比べて圧倒的に良いか?はさておき、とりあえず悪い気はしません。

重要テクノロジーを兄貴分のリールと共有しているんですからね。

他にも

  • 「HAGANEギア」や「X-SHIP」といったギアまわり
  • 防水機構「Xプロテクト」

などなど、シマノリールの主要テクノロジーはほぼ乗ってます。

このあたりの”豪華さ”も「20ヴァンフォード」の魅力だといえるでしょうね。

【インプレ】「20ヴァンフォード」の短所

続いては、短所です。

性能的なところに不満はないんですが、感覚?的な部分で好みに合わないところがいくつかあります。それがコチラ↓。

  • ベールの”ガチャ”感
  • ドラグ音
  • デザインもちょっとね…

順番にサクッと触れていきます。

「20ヴァンフォード」の短所①ベールの”ガチャッ”

まずは、ベールを開ける時の”ガチャッ”ですね。

(まあ、これは「20ヴァンフォード」に限ったことじゃなありませんが)

ダイワの「ストン!」と落ちる感じが好きなので、シマノの”ガチャッ”には違和感を感じちゃうんですよね〜…。

わかる人いませんw?

まあ、釣果に影響を及ぼすレベルじゃないので、ここは別にガマンできます。

「20ヴァンフォード」の短所②ドラグ音

続いては、ドラグ音。これもちょっと好みじゃないっす。

ややチープというか、なんというか。「20ルビアス」の方が好みです。

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「20ヴァンフォード」の短所③デザインがちょっとね…

出典:シマノ
出典:Amazon

あとは、デザインですね。(人によって感じ方は違うと思いますが)

先代の「16ストラディック CI4+」の方がかっこよくないですか?

ノッポなスプールを見慣れてないからかもですが、デザインもちょっと…なんですよ。

いや、ダサいとは言いませんが、なんかしっくりきません。

見た目に関しても、完全に「20ルビアス」に軍配をあげちゃってます。

インプレを踏まえて「20ヴァンフォード」を総括

とりあえず、アジングで実際に使ってみて感じた長所・短所は以上です。

いや、短所!もうちょい専門的で技術的なこと言えよカス!

ガチャとドラグ音とデザインってなんやねん!

って話かもですが、本当に性能に関しては不満がないんですよ。

性能以外の部分をあれだけこき下ろしながらも、ちゃっかり愛用してるのがその証拠かもですw。

まあ、23,000円ぐらいで150gなら、現時点のアジングリールの中でもコスパは最強クラスと見て間違いありません。

気になっている方は、とりあえず買い!っす。

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