【安くて軽い】アジングで人気の500番リールについて考えてみた!

500番のリールって、オモチャみたいな見た目してるけど、本当にアジングに使えるん?

どうも信用できないんだが…。実際に使ってる人〜、教えてくれい。

↑のような疑問にお答えします。

本記事では、500番クラスのリールは本当にアジングで使えるのか?問題について考察してみました。

500番リールのメリット・デメリットを解説しつつ、おすすめの500番リールもまとめています。

超小型かつ軽量な500番リールが気になっている方はご一読を!

目次

アジングに500番のリールって使えるの?

さて、この記事を見に来てくださった方の中には

500番のオモチャみたいなリールって、アジングで使いものになるんか?

と疑問に感じている方も多いんじゃないでしょうか。

てことで、まず結論です。アジングに500番のリールは使えます!それも、結構武器になるんです。

ただ、ちょっと特殊な番手だけに使いどころは限られますし、それなりのデメリットも秘めています。

これから、そのへんについて詳しく解説していきますね。

500番リールをアジングに使うメリット

まずは500番リールをアジングで使うメリットからいきましょう。

ポイントを4つに絞って、サクッと解説していきます。

500番リールのメリット①軽い!のに安い!

ご存知のとおり、500番はスピニングリールでも最小クラスの番手。

かなり小型なだけあって、めちゃめちゃ軽いです。

本記事の後半で紹介するおすすめリールたちも完全に価格を超越する軽さとなっています。

有力リールとざっくり比較すると↓のとおり。

リール自重参考価格
17ソアレCI4+ 500S140g2.6万円前後
19ヴァンキッシュ 1000SSSPG
145g4.8万円前後
21ルビアスエアリティ FC LT1000S-P150g5.2万円前後
20ルビアス FC LT2000S150g2.8万円前後
20ヴァンフォード C2000S150g2.3万円前後
19バリスティック LT2000SS-P160g3.0万円前後
18ソアレBB 500S160g1.2万円前後
18ナスキー 500175g0.8万円前後
21カルディア FC LT1000S170g2.0万円前後
19ストラディック 1000S185g2.0万円前後
21フリームス FC LT1000S180g1.2万円前後
21アルテグラ 1000180g1.2万円前後

500番クラスのリールはお値段の割にめちゃめちゃ軽いってのがわかると思います。

アジング用に軽いリールが欲しいけど、リールにはあんまお金をかけたくないんだよね〜…。

って方にとって500番リールは、まさに渡りに船。圧倒的低価格で軽量リールをGETできちゃうわけです。

500番リールのメリット②ラインのランニングコストを削減できる

500S(500番の浅溝)スプールのラインキャパ(ナイロン)は2lbで200m程度。

アジングのジグ単でよく使う1〜1.5lb(0.3号前後)ぐらいのエステルラインを合わせる場合、下巻きなしで100mぐらい巻いとけばちょうど良い感じになります。

アジング用のラインはだいたい200〜250m入りで売っているので、1回分のライン購入代金で、2回の巻き替えが可能です。

ランニングコストを抑えられて、お財布に優しいってのも500番リールの長所であります。

(※「18ナスキー500」は浅溝ではないので、上記のメリットは該当しません。)

500番リールのメリット③ラインの処理がしやすい

500番リールは、リールそのものが小さいので、

  • キャスト後のフェザーリング
  • スプールを抑えながらのライン放出

といったライン処理がしやすいです。

手が小さめな方(筆者含む)でも片手でラインを処理しやすく、なかなかに便利。

女性や子どもでも快適に使えるってのも、500番リールの利点ですね。

500番リールのメリット④キャスト時のラインのバタつきが少ない

500番のリールはスプール径も小さめです。

キャストのライン放出時のバタつきが少なく、飛距離面でも若干有利になります。

まあ、あくまで理論的に…って話なので、使っていて「よく飛ぶわ〜」と感じるほどではありませんが…w。

一応、これもメリットに入れておきます。

アジングで500番のリールを使うデメリット

続いてはデメリットです。こちらも4点ピックアップしてみました。

500番リールのデメリット①巻きが重い

500番クラスのリールはどれもギア比が高めです。

”HG”という表記はないものの、実質ハイギア仕様となっています。

ノーマルギアまたはパワーギアのリールを使い慣れていると、巻き(特に巻き出し)が重く感じるでしょう。

リトリーブの負荷の違いで流れを見極めよう!って使い方をしたい方にはあまりおすすめできません。

500番リールのデメリット②機能性は低め

500番クラスのリールは同じ製品の他番手と比べて機能性が低く、これも見逃せないデメリットです。

全部が全部、低機能ってわけじゃないんですが、500番リールで特に人気のある

  • 18ソアレBB 500S
  • 17ソアレCI4+ 500S

は同製品の他番手よりも機能がショボめ。

特に「17ソアレCI4+ 500S」については

機能的には「ナスキー」と変わらんやんけ!

これ詐欺だろ。

なんてことも言われてたりもします。

アジングで使うには困らない程度の機能は備わっているので、個人的にそこまで不便に感じることはないんですが…。

まあ、同じぐらいのお金を出すのに他の番手より明らかに機能が劣るってのは、いい気持ちはしません。

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500番リールのデメリット③基本的にジグ単専用

500番クラスのリールは、ラインキャパ的に基本はジグ単専用ってことになります。

もちろん、PEを巻けるだけ巻き、重たいリグをぶち投げることもできないことはありません。

しかしながら、遠投するにはラインの量が明らかに心許ないです。

ですから、500番リールを買うなら、ジグ単専用と割り切ることをおすすめします。

というか、それ以外の用途は基本的にはムリだと思っておいてください。

500番リールのデメリット④見た目のアンバランスさ

見た目が若干キモいってのも500番リールの短所です。

なんか、無理矢理ぎゅっと潰して小さくしたったわ〜的な雰囲気があるんですよ。

主力番手である1000番や2000番クラスのような造形美は、正直感じられません。

徐々に見慣れてはきますが、ふとしたときにアンバランスな見た目が気持ち悪くなるときがありますね…。

アジングにおすすめの500番リール3選

ここまで読み進めてくださった方は、500番リールの長所・短所はおわかり頂けたんじゃないでしょうか。

ちなみに個人的には、ロッドワーク主体かつジグ単専用と割り切って買うなら、500番リールはかなりコスパが良いと考えています。

てことで、おすすめの500番リールをいくつか紹介しておきますね。

アジングにおすすめの500番リール①18ナスキー 500

出費を抑えたいならアンダー1万円の「ナスキー」がおすすめです。

8000円そこらで175gってことで、コスパ良好。2万円クラスの「21カルディア」と同等の軽さですからね。

入門用リールとしても良いと思いますよ~。

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アジングにおすすめの500番リール②18ソアレBB 500S

みんな大好き「ソアレ」ブランドのエントリー機です。1万円ちょいで160gってことで、これまたコスパ良すぎ丸。

軽量リールを合わせることを前提に作られた中堅・ハイエンドクラスのロッドとも相性バッチリ!

中上級者からも人気のリールとなっています。

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アジングにおすすめの500番リール③17ソアレCI4+ 500S

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スタイルが合えば、500番リールはアジングの武器になる!

というわけで、500番クラスのアジングリールについての考察は以上です。

最後に本記事の要点をチャチャっとまとめておきます。

↓500番リールの長所↓

  • 軽いのに安い
  • ラインの巻き替えコストを抑えられる
  • 釣行中のライン処理が簡単
  • キャスト時のラインのバタつきが少ない

↓500番リールの短所↓

  • 巻きが重い
  • 他の番手と比べて機能性が低め
  • 基本、ジグ単以外はムリ
  • ちょっと見た目がキモい

簡単に言えば、長所も短所も尖ったリールってことになりますね。

ただ、長所(特に軽さ)に関してはめちゃ強力です。

短所をガマンできる人にとっては、ものすんごく武器になります。

興味をそそられた方は、価格と性能のバランスが良い「18ソアレBB 500S」あたりを試しに使ってみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したアイテム

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