【夜でもラインが見えるライト】「ナイトサラウンドビジョン」を徹底インプレ!

夜釣りってラインが見えないから、リグがどこにあるかわからんのよね〜。

なんとかならんもんか…。

って方に朗報です。

夜釣りでもラインを視認できる画期的なアイテムがあります。

それが本記事でインプレしていく「ナイトサラウンドビジョン」です。

ナイトでもリグポジを正確に把握でき、ラインでアタリも取れちゃうのは便利すぎます。

ナイトゲームに苦戦している方はサクッとチェックしてみてください。

目次

サンライン「ナイトサラウンドビジョン」の基本情報

「ナイトサラウンドビジョン」はサンラインから発売されている釣り用ライト。

単四電池3本で稼働し、ネックライトとしても、ヘッドライトとしても使えるアイテムです。

ライト上部ボタンで

(赤)→(白弱)→(白強)→(消灯)

といった具合に発光を切り替えることができます。

(赤)の光と対応ラインを併用すれば、ラインが光って夜釣りでも見えるようになるってわけです。

特殊なライトですから、お値段は5,000円強とまあまあ高め。

これから長所・短所をソンタクなしでまとめていきますから、その価値があるかをご判断いただければと思います。

※2021.11 追記:完全上位互換アイテムが発売されました!

このサンライン「ナイトサラウンドビジョン NSV-01」は便利なアイテムではあるんですが、いろいろと短所が多いんです。(詳細は後述)

なんですが、その短所をうま〜くカバーしながら、お値段も2000円ぐらい安い完全上位互換品ががまかつから発売されました。

それがコチラ↓。

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なので、今は「ナイトサラウンドビジョン」を買うのはあんまりおすすめしません。

がまかつの「ヘッド&ネックライト LEHL-351UV」の方が圧倒的におすすめです。

夜釣りでもラインが見える!「ナイトサラウンドビジョン」の長所をインプレ

てことで、長所からインプレしていきます。ファンタスティックな点がコチラ↓。

  • リグポジを把握しやすい
  • ものにできるアタリが増える
  • ワームの蓄光も一撃
  • 光の向きを細かく調整できる

リグポジを把握しやすい

ラインが見えることで一番ありがたいのがリグポジションの把握です。

穂先から伸びるラインの方向と角度で、夜間でもかなり正確にリグの位置を把握できます。

慣れれば手感度でもリグポジを割と正確に把握できるようになるものの、アジングに慣れていない方にとっては至難の業です。

ナイトのアジングに慣れていない方にとっては、「ナイトサラウンドビジョン」は超心強い味方になってくれます。

ものにできるアタリが増える

アジング中上級者にとって魅力的な点は、掛けられるアタリが増えることでしょう。

アジのアタリはめちゃ小さいことが多いです。(低活性時は特に)

手元まで響いてこないアタリってのも意外と多いわけで、なかなか手を焼きますよね。

そこで見るべきがライン。

「引っ張られる」or「テンションが抜ける」の変化に注目すると、手まで届かないアタリを目視で感知可能です。

手だけでなく目でもアタリを取れるようになると、掛けられるアタリは確実に増え、アジングの釣果も伸びます。

ナイトでもラインの変化でアタリを判別できるってのは、かなりのアドバンテージです。

ワームの蓄光も一撃

「ナイトサラウンドビジョン」の赤い光を使えば、グロー系ワームも一瞬で蓄光できます。

  • 濁りがやばすぎるとき
  • とにかくワームを目立たせたい高活性時

なんかにワームに赤色光線を当てて蓄光させれば、アピール力が格段に上がります。

余談ですが私は以前、月下美人のUVライトを使っていましたが、「ナイトサラウンドビジョン」を使い始めてからは無用の長物と化しました。

光の向きを細かく調整できる

ライトの付け根(?)部分はカチカチと動くようになっており、光の照射角度を細かく調整できます。

頭につけても、首につけても良い感じの位置に照射方向をアジャストできて便利です。

結束などの作業がラクちん

ラインが光ってくれるので、

  • ガイドにラインを通したり
  • メインラインとリーダーを結束したり

といった作業もラクになります。

アジングでは周囲が暗いなかでタックルの準備をすることも多く、この手の細かい作業は地味にストレスなんです。

それが軽減されるってのも「ナイトサラウンドビジョン」のメリットといえます。

「ナイトサラウンドビジョン」の短所をインプレ

続いては短所です。

こうなったらいいのにな〜と思う改善要望を含め、割とたくさんあります。

それがコチラ↓。

  • 思っていたよりはラインが見えない
  • 赤の光は点灯時間が短い
  • 電池の消費量がやばい
  • 白の光はかなり暗め
  • 手をかざしてON/OFFを切り替えたらいいのに…
  • ラインの選択肢が少なめ

悲報…。思っていたよりはラインが見えない

いきなり、めちゃ悲報なんですが、想像していたよりはラインが見えなかったです…。

正直、もっとバッチリ見えると思っていました。

実際は、水に入るまでのラインがしっかり見えるというよりは、竿先から垂れ下がっているラインの方向がわかるってイメージです。

リグポジの把握やラインでアタリをとれる程度には見えますが、昼間のように見えるわけじゃありません。

ラインの視認性に過度な期待はしないほうが良いと思います。

赤の光は点灯時間が短い

ラインを光らせる赤色の光は点灯可能時間が短く、残量マックスの単四電池を3本入れての持続時間は約6時間です。

白の光だけを使うなら

  • 弱:60時間
  • 強:20時間

って感じで、まあまあ長いものの、一番使いたい赤色光の点灯時間の短さはちょっとね…。

特殊な光だから余計に電池を食うってのは理解できますが、それにしても短いです。

電池の消費量がやばい。

そんなわけなので、電池の消費スピードはめちゃ早いです。

赤色のライトをつけっぱでやるなら、単純計算で釣行2〜3回分ぐらいってとこでしょうか。

しかも、電池残量が減ると光が弱くなるので、実質的には釣行のたびに電池を入れ替えるぐらいマメに交換する必要があります。

これは割とガチで面倒です。

なので、充電できる電池の購入もほぼ必須になってきますね。

普通に電池を買ってたんじゃあ、ランニングコストがめっちゃかかりますから。

ちなみに、私は↓を一緒に購入しました。

よくわからないメーカーの激安品ですが、問題なく支えています。

フリーク

ていうか、そもそも本体を充電式にしてくれたらありがたいんですがね。

サンラインさん…。おなしゃす。

白の光はかなり暗め

「ナイトサラウンドビジョン」は釣り場や足元を照らすというより、ラインを見るための製品です。

なので、白の光が約20ルーメン(※明さの単位)とかなり低めです。

ちなみに、私が持っているもうひとつのライト(↓)は168ルーメン。

こいつに比べると、「ナイトサラウンドビジョン」はずいぶん光が弱く感じます。

明るいヘッドライトがお好みなら、頭に「ナイトサラウンドビジョン」をつけて、首に明るいネックライトをつける的な2個使いにした方がいいかもです。

とはいえ、「ナイトサラウンドビジョン」も手元を照らすのには問題ない明るさなので、アジングをしていてそれほど不便に感じることはありません。

手をかざしてON/OFFを切り替えたらいいのに…

「ナイトサラウンドビジョン」は、ライトをつけるためにいちいちボタンを押す必要があります。これもちょっと不便。

高価格なヘッドライトによく搭載されているセンサー機能(ライトの正面に手をかざして点灯・消灯を切り替えられる)があればいいのにな~と…。

  • 1度押しで点灯モードを選んで、そこでボタンを長押ししたら手をかざして点灯・消灯を切り替えられる
  • それでいてUSB充電対応

みたいな上位グレード出してくれませんか?サンラインさん。

(1万円ぐらいだったら買うけどな〜。)

ラインの選択肢が少なめ

「ナイトサラウンドビジョン」でラインを光らせるには、サンラインの対応製品を購入する必要があります。

なので、ラインの選択肢が狭まるってのもデメリットのひとつです。

とはいえ、サンラインの製品は高性能でコスパが高いので、そこまで不満はありません。

もともとサンラインのラインを愛用していた私にとってはそれほど苦じゃなかったですね。

「ナイトサラウンドビジョン」の対応ラインまとめ

ナイトサラウンドビジョン良さげ~。でも、対応ラインってどんなのがあるの?

て疑問に思っている方もいらっしゃるでしょうから、「ナイトサラウンドビジョン」に対応するおすすめラインをまとめておきます。

かなり多くの対応ラインがあるので、ここではアジングで使うものだけをピックアップしました。

全ての対応ラインをチェックしたい方はサンラインの公式ページでご確認ください。

エステルなら「鯵の糸 ナイトブルー」

サンライン(SUNLINE) 鯵の糸エステル ナイトブルー 240m 0.35号
created by Rinker

エステルなら「鯵の糸」シリーズがナイトサラウンドビジョンに対応しています。

ちなみに、

  • フラッシュイエロー
  • ナイトブルー

のどちらもOK。

なんですが、フラッシュイエローよりもナイトブルーの方が圧倒的に見やすいです。

ちょびっとだけ値段は高いですが、「ナイトサラウンドビジョン」と合わせるならナイトブルーをおすすめします。

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アジングの”最強兵器”エステルライン!多大なるメリットとおすすめラインをご紹介 アジングでエステルラインを使うメリット・デメリットをガッツリ解説しつつ、おすすめのラインもいくつかまとめてみました。繊細なアジングに持ってこいの高感度ラインを導入してみてはいかがでしょうか?

PEなら「スモールゲーム PE-HG」

サンライン(SUNLINE) PEライン SaltiMate Small Game PE-HG 150m単 0.4号(6LB)

PEなら「スモールゲーム PE-HG」がナイトサラウンドビジョンに対応しています。

超極細の0.15号から揃うライトゲーム仕様のPEラインとなっており、アジングとの相性もGoodです。

対応リーダーもあり

ナイトサラウンドビジョン対応のフロロカーボンリーダーも発売されています。

結束がラクになるので、リーダーを切らしたタイミングでこっちに乗り換えてみてもいいと思いますよ~。

釣果が伸びるライト「ナイトサラウンドビジョン」!投資の価値アリです。

てことで、サンラインの画期的アイテム「ナイトサラウンドビジョン」のインプレは以上です。

値段はちょい高いですし、充電できる電池もほぼ必須なので、導入コストは決して安くはありません。

しかしながら、ナイトゲームがかなり快適になりますし、釣果アップにも貢献してくれます。

個人的には良い投資だったなと感じてるわけです。

リグポジ把握や、アタリが取れなくて悩んでいる方は、使ってみてはいかがでしょうか?

この記事で紹介したアイテム

サンライン(SUNLINE) 鯵の糸エステル ナイトブルー 240m 0.35号
created by Rinker
サンライン(SUNLINE) PEライン SaltiMate Small Game PE-HG 150m単 0.4号(6LB)

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