【保存版】冬アジングの傾向&攻略法まとめ!デカアジを狩ろうぜ。

冬アジングの傾向と対策について徹底解説してみました。

オフシーズンになる地域も多いのですが、アジが回遊するポイントでは良型を狙いやすいというロマンのある時期です。

冬にアジを釣るコツは記事内にガッツリまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。

目次

そもそも冬ってアジングできるの?

まずは、

そもそもだけど、冬ってアジングできるん?

という問題について。

冬はアジングが成立しないことが多々あり、かなりの地域(ポイント)がオフシーズンとなります。

場所によってはアジングを楽しめるものの、かなり限定的。

オカッパリからアジを釣ろうと思えば、ポイントチョイスが割とシビアになります。

ざっくり言うと、アジングの冬はこんな感じです。

冬アジングの傾向を解説

冬アジングの傾向をもうちょい詳しく解説してみます。ポイントは4つほどです。

冬アジングの傾向①沿岸にいるアジの数が少ない

アジには、沿岸部の海水温が下がるとより水温が安定する沖の深場へ移動するという特性があります。

なので、冬は寒くなればなるほど、沿岸を回遊するアジが少なくなっちゃうんです。

水深が浅めな湾奥エリアなんかでは、ほとんどアジを見なくなります。

冬アジングの傾向②アジが釣れる場所が限定的

しかし、場所によっては冬でもオカッパリからアジを釣ることは可能です。

冬でもアジが回遊するポイントの条件としては、

  • ディープが隣接(深場は水温が安定)
  • 潮通しが良い(湾内ではなく外海側)

といったところ。

上記のような場所では冬でもアジングが成立することがあります。

…が、それでも沿岸まで回遊してくるアジは少ないので、なかなかシビアなゲーム展開になることが多いですね。

冬アジングの傾向③風の処理がやっかい

そして、シビアなゲームをさらに厄介にするのが風です。

冬は風が強い日が多く、ラインの処理やリグ操作に難儀します。

軽いジグヘッドをゆっくり通したいという意図がある一方、風と釣り合う重さのリグで操作感を担保したいという思惑もありますし…。

風を考慮したリグ調整は、難しくもあり楽しくもある、冬アジングの必修項目です。

冬アジングの傾向④釣れたらデカイ⁉︎

冬アジングはいろいろと難しいものの、それなりの旨みもあります。

そう、デカイやつを釣りやすいんです。

夏から秋に釣れていた1年生アジも成長してますし、産卵絡みの良型アジもぼちぼち接岸を始めます。

冬はデカアジを追い求めるのに適した季節といえるでしょう。

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冬はアジにこだわらず、ゆるくライトゲームを楽しむのがおすすめ!

前述のとおり、冬は沿岸から狙えるアジの数が多くありません。

なので、アジ狙いにこだわらず、ゆる〜くライトゲームを楽しむのがおすすめです。

私の場合、冬はアジングと同じリグで釣れる魚に遊んでもらって、運良くアジの群れに遭遇したらアジングを楽しむ!的な方針で釣りをしています。

メバルや子シーバス、子タチウオなんかはアジングと同じメソッドで釣ることが可能です。

アジングの練習がてら、ゆるゆるのライトゲームを楽しむのも良いもんですよ〜。

アジと出会える確率アップ!冬アジングのコツ5選!

とはいっても、やっぱりできることならアジを釣りたい!

私も口では「アジにこだわり過ぎないほうがいいですよ〜。」なんて言いながらも、冬もアジ狙いありきでゲームを組み立てますから…w。

アジってそれぐらい魅力的なターゲットなんですよね。そんなわけで、冬にアジと出会うためのコツも5つほど紹介しておきます。

冬アジングのコツ①”水深&潮通し”が釣り場選びのポイント

冬にアジングを成立させるには、まずポイント選びが重要となります。アジがいる場所がかなり限定的ですからね。

ポイント選びのカギとなるのは水温の安定。

具体的には

  • 水深がある
  • 潮通しが良い

の2点を押さえておきましょう。

太い潮が絡む外海側で、ディープ(深場)が隣接しているポイントなんかが該当します。

秋のうちにランガンして有望ポイントを開拓しておけば、冬アジングが捗りますよ。

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冬アジングのコツ②ジグ単ゲームならなるべくスローに

冬にジグ単をやる場合はなるべくスローに攻めるのがおすすめです。

アジの群れが薄いので軽いジグヘッドを使って進行速度を落とし、ワームをじっくり見せてあげましょう。

リグを潮上に入れて、ワームが長くアジの視界に入るようにするのも重要です。

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冬アジングのコツ③沖を攻めるというオプションも考慮

冬はジグ単では届かないポイントがアジの回遊ルートになることも少なくありません。

ですから、飛距離を出して沖を狙える遠投リグがあると便利です。

ちょっと強めのロッドに加え、

  • スプリット
  • キャロ
  • フロート

といったシンカー・飛ばしウキがあると、サーチ範囲を広げられます。

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冬アジングのコツ④レンジは中層以下がメイン

冬場のアジは水温が安定しやすい深場を好むので、ヒットレンジは中層以下になることが多めです。

なので、中層〜ボトムを入念にやると、バイトを得やすくなります。場合によってはリグをボトムに放置することもあるぐらいです。

ただ、表層にアジが絶対いないってわけではありません。

中層からボトムを探ってアタリがない場合は、表層近くもサクッと探ってみましょう。

(特に、ライズ音がしてるときなんかは)

冬アジングのコツ⑤行けるなら離島へ

最後はコツというよりチートみたいなもんですが、行ける人は離島に足を運ぶのがおすすめです。

離島では冬でもアジングが成立する環境になっていることが多く、普通にバンバンアジが釣れたりします。

私がホームにしているのは湾奥エリアなんですが、冬はほぼ完全にアジが抜けちゃいます。

なので、冬場は離島に行ってアジングを楽しむことが多いです。

血眼になって少ないアジを探すよりは、アジがたくさんいるとこに行っちゃおう!って算段。

お近くに手頃な離島がある方は、ぜひ行ってみて下さい。

注意

※最近はコロナ流行の関係で、釣り目的の渡航を禁止している島もあります。離島に行くときは、自治体のHPなんかを事前に確認しておきましょう。

冬アジングのタックル・リグ選びについて

冬は遠投リグを使うことが多くなることもあり、リグ・タックルの選択肢が豊富です。

冬にアジを釣るためのタックル・リグ選びについてもサクッと解説しておきますね。

冬アジングにおすすめのリグ

冬場はアジの回遊ルートが沖めになることが多いですし、水深のあるポイントのボトムにべったりなんてこともあります。

他の季節のようにジグ単一辺倒で押しきるのが難しく、リグの引き出しの多さも割と重要。

有力な選択肢となるリグとその使い分けを一覧にすると↓のとおりです。

  • ジグ単:基本の近距離戦
  • スプリット:さっさとボトムまで沈めたいとき、ボトム放置にも
  • シャローフリークプチ:中距離をスローに流す
  • キャロ:中~遠距離の全層サーチ
  • フロート:中~遠距離をスローに流す

どのリグを使うか?によってタックルチョイスの基準もかなり変わってきます。

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冬アジングにおすすめのロッド

ロッドは合わせるリグに応じて使い分けます。

ジグ単の近距離戦しかやらない場合は、軽いジグヘッドの操作感度が高く、違和感アタリもとりやすいフィネス系ショートロッドがおすすめです。

私の一番気に入っているジグ単用ロッドは↓。

ジグ単に加えスプリット、シャローフリークプチまでやるなら、6ft強でジグ単用ロッドよりも一段階パワーのあるものをよく使います。

お気に入りは↓あたりです。

オリムピック 20コルトUX 612L-HS
created by Rinker

キャロやフロートをぶち投げるには、さらに長くてパワーのあるやつが必要になります。

最近気に入っている遠投ロッドは「宵姫 爽 S73L-solid」。パワーと繊細さのバランスがちょうど良いんですよね~♪

※インプレはもうちょい使い込んでから書こうかな~と思っとります。

冬アジングにおすすめのリール

リールは1000番ないし2000番。(これは季節に関係なくですが。)

  • ジグ単しかやらないなら1000番
  • ジグ単も遠投もやるなら2000番

という基準でシンプルに選ぶと良いと思います。

私のお気に入りは↓。

冬アジングにおすすめのライン

ラインもリグに応じて使い分けます。一例は↓です。

  • ジグ単:エステル0.25号前後
  • ジグ単&中距離:0.4号前後
  • 遠距離:PE0.3号前後

エステルなら「鯵の糸 ナイトブルー」

サンライン(SUNLINE) 鯵の糸 エステル ナイトブルー 240m 0.25/1.25 ナイトブルー
サンライン(SUNLINE) 鯵の糸エステル ナイトブルー 240m 0.35号
created by Rinker

PEなら「スモールゲームPE-HG」がおすすめです。

ちなみに、どちらもナイトサラウンドビジョンで光ります。

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冬アジングにおすすめのジグヘッド

使うジグヘッドは秋と変わりません。

20cm前後のアベレージサイズに合う普通のフックサイズでOKです。

おすすめは↓あたり。

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30cm超のデカアジしか狙わない場合は太軸タイプが良いと思われます。

まあ、私はサイズよりも再現性を出す釣りが好きなので、太軸フックのジグヘッドはほぼ使いません。

冬場は水深のあるポイントを釣ることも多いので、使う重量は豊富。0.3~3gぐらいの範囲で使い分けます。

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冬アジングにおすすめのワーム

ワームは1.8インチ前後のものをメインに使います。

冬はリグをしっかり流れに乗せたいので、潮噛みの良いファット系の使用率が高め。

おすすめは↓あたりです。

ボトムに放置するならニョロニョロしたロングワームもありですし、ガルプ等のニオイ系ワームで集魚するってのも良いと思います。

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冬アジングは欲張りすぎず、ゆるく楽しもう!

というわけで、冬アジングについての解説は以上です。

冬はアジングがオフシーズンになる地域も多く、総じて厳しい闘いを強いられるのですが、サイズを狙いやすいという魅力もあります。

ただ、沿岸を回遊するアジの数自体は少ないです。魚種にこだわりすぎずにライトゲームを楽しむ方がモチベを保ちやすいと思います。

本記事で紹介した5つのコツ

  • 水深があって潮通しの良いポイント
  • ジグ単はなるべくスローに
  • 遠投リグで沖を攻めてみる
  • レンジは中層以下がメイン
  • 行けるなら離島へ

上記もゆる~く意識しながら、冬のライトゲーム(アジング含む)を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したおすすめアイテム

ロッド

リール

ジグヘッド

ワーム

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